※この一覧は新刊,文庫問わず、サイトに登録されている書籍を元に検索されています。
無断借用のフォルクスワーゲンを乗り回す四人組と古色蒼然たるフォードの主が路上に倒れた女を見つけ、知った顔だと連れ帰ったのが運の尽き。
鞠小路鞠夫―私、妹尾睦月が想いを寄せる内気な腹話術師・朝永嘉夫さんが操る人形の名前です。
架空の殺人事件をしたて、警察とマスコミがいかにして冤罪を作り出すか告発しようという無謀な計画。
謎のアイドル“ドミノ”を捜して、狂躁の夏に翻弄される羽目に陥ったプロデューサーの「おれ」。
島根県松江市のホテルで、画壇の巨匠・月原龍生が失踪。同じころ、出雲大社内で男の肉体の一部が発見される。
眠りに就く前に絵画を見ると、その中の世界に入り込める男・楯経介が、夢の中で遭遇した連続殺人の顛末は。
華やかな復活祭の日、殺人鬼ファミリーマンは、子供の喉を切り裂き、一家の主の首を切断した―ミステリ作家のマークは、この5家族24人惨殺事件を題材にした小説で読書界の話題を独占した。
はたして、奇怪な殺人事件を解く鍵はどこにあるのか?雪深き北海道・月寒で瀕死の怪我人を助けた海里昭子。
「赤いお月様」は何を語る?少女の記憶が蘇った時、女たちの悲嘆が宿る「月映荘」でまた惨劇が。
美しい砂丘の町で凶悪な殺人事件が発生。鳥取砂丘で発見された被害者は、笹谷美緒の女子大時代の友人だった。
スタンダードなアリバイ・トリックからギャグ・ミステリまで、バラエティに富んだ短編とショートショート十二作品を収録し、有栖川有栖の魅力の全貌を伝える傑作ミステリ集。
20年の時を経て再び甦る恐怖!! 時代を現代に移した上に、オカルト的な黒い雰囲気と小道具を大胆に導入している点に特色がある。
合計二十人もの死者を数える人狼城殺人事件解決のため、名探偵・二階堂蘭子は欧州へ飛んだ。
カプグラとは、家族や知人に対して、自分は外見はそっくりでも内部は別の人間に入れ替わっていると主張する症候群。
いやはや、とんでもない女と組んだものだ…。ハッタリと出まかせには自信があるが、相方は一枚も二枚も上手。
多重人格が引き起こす悲劇の殺人事件。犯人はいったい誰だ?ミステリ界注目の、若き天才が到達した衝撃の新領域。
高橋芙美子は競売物件でマイホームを手に入れた。偶然、先住者も「高橋」であったため、表札はそのまま使うことに。
「怪奇小説」の執筆を目論む編集者の三津田は、偶然発見した人形荘に惹かれて住むことに。
そのものたちの名は『悲哀』『憎悪』『愛』『狂気』、神の姿を形どった四体のロボット。
『赤い右手』のロジャーズが紡ぐ眩惑の密室中編、アダムズの伝説的作品「飛んできた死」初邦訳など、垂涎の密室ばかり。
殺人鬼、アリバイ、名探偵登場、不可能状況、怪盗登場、失踪など本格ミステリーの世界を象徴する魅惑のキーワード11を、これまた当代きっての名手11人が巧みに料理。
ロシアの内戦と民族紛争に揺れる黒海に国連の要請で派遣された米戦闘群。
特種を追って世界中を駆けめぐる新聞記者ピニオン氏は、ロンドンで4人の不思議な人物に出会った。
すべての欲望から解き放たれたとき、人は獣になる 五人の男と一人の女は、快速船に乗って、ある島を目指していた。
長生きに異常な執念を燃やす島のオバァ、フジは、九十七歳の生年祝い「風車祭」を無事に迎えようと、家族や島人を混乱の渦に巻き込む。
平凡な中学校で人から人へと渡っていく不吉なMEMOを追う「DRIVE1」。ある夜、目醒めると自分が二人になっていた。
北町奉行所の同心、為後勘八郎は見廻りの道すがら、見なれぬ路地に通う近くの少女、おみちを目にする。
気がやさしい鋳掛け屋・伊助が、息子・浅吉にせがまれ背中に入れた髑髏の刺青。刺青を入れるには大金がかかる。
「退屈凌ぎではない、映画の様な人生を」。このメールを受け取って、ネット上から消えた8人の謎を追う車谷エリカと道長円。
奥津城(墓所)には何があるのか?―FBI捜査官の依頼で、カルト教団『チェンジ』に単身潜入した宗教学者のアン。
孤島、“奇跡島”。昭和初期、名家の娘の手により享楽の館が築かれたが、彼女の不可解な死以来封印されてきた魔島。
香港で謎の男・伯爵の誘いをうけ、ロンドンへやってきたネロと5人の電子探偵団。
タイトなジーンズに男ものの白いドレス・シャツ、茶色の髪をポニー・テールに結い大人の色香を漂わせた女性は、バーニイに手紙を盗んでほしいともちかけてきた。
二年三カ月ばかり食らい込んで出所したおれは、保護司の娘に一目惚れ。
製薬関係者で賑う銀座のクラブ志筑の客で、医療機器メーカーの研究所に勤め、国から研究開発費が出るほど注目されている新進の学者・森中が特殊な凶器で首を斬られて殺され…深夜の銀座・虚飾の密室に“だんじり唄”が流れて!!淡路の人形浄瑠璃再興の夢に賭ける笹野夕子の情
闇に谺する異能者たちの宴。すべては、月が知っている!夜ごとに謎めく怪事件、めくるめくサイファイ・ホラーの万華鏡。
水谷麻衣子が、「京都探偵局」の所長に!大学時代から、いくつもの事件を解決してきた麻衣子は、親友の美奈子とともに探偵事務所を開設。
杉原爽香、二十八歳の冬。爽香は、勤務先Pハウスの入居者で女優の栗崎英子とコンサートに出かけた。
特急カシオペアの個室寝台車で、大学教授が殺害された。
ミネソタのアイアン湖畔の町オーロラ―吹き荒れる雪嵐の日、老判事の死体が発見された。自分の頭を拳銃で吹っとばしたのだ。
酒呑童子伝説が残るのは三カ所。丹波と丹後の境にある大江山、京都・老ノ坂の大枝山、新潟県・寺泊の国上寺だ。
「ぼくの犯罪を暴けるものなら暴いてみろっていうんだ!」母親殺しの嫌疑を自ら認めた中学三年生善田良和の強烈な挑戦状を叩きつけられた朝比奈耕作は、その筆跡に込められた怨念の深さに事件の果てしない闇を見た。
大好評、探偵パトリック&アンジー・シリーズ最新作! 誘拐された四歳の少女。麻薬取引の売上を持ち逃げしていたアル中の母親。
横浜の公園で塾帰りの女子高校生が刺殺された。残されたノートには「55」という謎の数字が記されていた。
高村明日香は兄のように慕う広崎光一の父子二代にわたる不可解な失踪の謎を解こうと、友達と一緒に二人が姿を消した奈良斑鳩に向かった。
マンションの一室でおびただしい血を垂れ流す男女のばらばら死体。奥の部屋から漏れてくる少年のすすり泣く声…。
それは不思議な力を持った凶器であった。それを手にした者に自信を与え、内攻した積年の怨念をはらす勇気を与える―。
敗色濃厚の昭和二十年初夏、関東近郊にある商業高校の新入生・渋江夏生は、クラスメート四人で、お化け屋敷と噂される洋館を探検した。
レジャーランドのアトラクション内で自動車セールスマンが刺殺された。犯人を突き止めた刑事が知る驚愕の真相。
今度こそ幸せになりたい−−著者初めての恋愛小説!! 泉は、田舎の温泉町で生まれ育った女の子。
塀の向こうでの5年間、藤堂は燃えるような信念を抱いてシャバに戻った。やるべきことがある。
時は室町後期の南北朝時代―。隣接しながら敵対関係あった大和の柳生と伊賀の服部は、奇妙な形で和合しようとしていた。
■スポンサードリンク
|
|
新刊小説はこちら 新刊の文庫はこちら 新刊から高評価のみ